映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

トピックス

2015年アカデミー賞 予想

アカデミー賞授賞式が近づいてきた。作品賞候補作8本のうち、日本で公開されたのは「6才のボクが、大人になるまで。」と「グランド・ブダペスト・ホテル」のわずか2本だけなので、未公開の映画の予告編を観ることと過去の経験をふまえて予想してみた。今年…

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます2006年1月のブログ開設から、10年目に入ります 最近はアップ頻度が少なくなっていますが、なんとか 10周年を迎える日まで頑張ってみようと思っています皆様にとっても良い年でありますよう 心からお祈りいたします 愛犬クリち…

追悼 高倉健さん

思いだすのは、東映任侠映画での孤独で寡黙な男。しびれた!

赤瀬川原平さんを偲ぶ

赤瀬川原平さんが、昨日亡くなった。多彩な顔をもったひと ・前衛芸術家 ・有罪判決が確定した刑事被告人 ・漫画家 ・芥川賞作家(尾辻克彦) ・カメラ愛好家で写真家 ・日本アカデミー賞脚本賞を受賞した映画脚本家私の愛読書は、「新解さんの謎」、「老人…

2014年アカデミー賞 予想してみました

アカデミー賞授賞式が2週間後に迫ってきた。 WOWOWでの中継を毎年楽しみにしている。今年は「アメリカン・ハッスル」と「ゼロ・グラビティ」がそれぞれ最多10部門でノミネートされているが、アカデミー会員の好みからいっても、私はずばり「ゼロ・グラビテ…

新年ご挨拶

さわやかな元日を迎えました2006年1月のブログ開設から、はや9年目となります 無理せずマイペースでアップしていきます引き続き本年もよろしくお願い申し上げます皆様にとっても良い年でありますよう 心からお祈りいたします 愛犬クリちゃん(写真)は16歳。…

2013年アカデミー賞 予想してみました

アカデミー賞授賞式が2週間後に迫ってきた。スティーヴン・スピルバーグ監督「リンカーン」が最多12部門にノミネート。 監督賞部門では、「アルゴ」のベン・アフレック、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー、いずれも予想外のノミネート落選。 主演女優賞…

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます2006年1月からこのブログを書き始めて、今月で8年目にはいります。書きはじめた頃は、1年間続けられたらよいかなと思っていましたが、2年、3年と過ぎ、あっという間の7年間。 その間、何度かやめようかと思いましたが、や…

新聞広告のキャッチコピー

今日の朝日新聞朝刊に出ていた広告。 ”ハリウッドよ、これが日本映画だ。”昨日ブログで書いたばかりの ”日本よ、これが映画だ。” という「アベンジャーズ 」の新聞広告に対抗してのキャッチコピーだ。愉快なセンスに感心する。”最近日本映画のチラシが、デザ…

映画チラシのデザイン

ブログを書き始めた6年前は、映画チラシをスキャナーで取り込んでブログに掲載していたので、チラシ収集が必要で、以来収集も楽しみとなった。最近日本映画のチラシが、デザインにインパクトを感じるものが多くなったように感じている。 いくつか掲載するが…

映画監督・新藤兼人さん死去

私が最も”尊敬する”日本映画監督である新藤兼人監督が、100歳で死去した。高校2年(1961年)のときに観た「裸の島」に大感動して、以後監督作品のほぼ全作品をオールタイムで観てきた。「作りたい映画だけを作ることのできる映像作家」として、尊敬していた…

2012年アカデミー賞 直前予想

映画の祭典というにふさわしいアカデミー賞授賞式が直前に迫ってきた。 私はWOWOWでの中継を毎年楽しみにして観ている。 授賞式のホストを務めるのは、これが9回目となるビリー・クリスタルで、今年もまた大いに盛り上げてくれることを期待。そこで、主要4…

瀬々敬久監督と山崎ハコさんが語る 「ヘヴンズ ストーリー」

”第17回しんゆり映画祭”の最終日。 川崎市アートセンターへ、”21世紀の『罪と罰』”という瀬々敬久監督「ヘヴンズ ストーリー」を観にいってきた。 さすが、「日本映画大学」のある街・新百合ヶ丘だけに、入場券は完売で満席だ。全9章・上映時間4時間38分、最…

2010年キネマ旬報ベストテンが発表

最も権威があるとされる「キネマ旬報ベストテン」が発表された。<2010日本映画ベスト・テン> 1位「悪人」 2位「告白」 3位「ヘヴンズ ストーリー」 4位「十三人の刺客」 5位「川の底からこんにちは」 6位「キャタピラー」 7位「必死剣鳥刺し」 8位「ヒーロ…

川本喜八郎さんを偲んで

”日本を代表する人形アニメーション作家で、NHK人形劇「三国志」などを手掛けた人形美術家の川本喜八郎が亡くなった。”私は川本喜八郎の作る人形映画の大ファン。日本の伝統美を追求し、今昔物語(「鬼」)や能(「道成寺」「火宅」)を題材にしながら独…

入院時に必携<三種の神器>

入院中は、左右の腕ともに点滴状態でベッド上安静。大量の点滴投与のため尿道カテーテルが設置。痛みは消失し、頭脳は明晰。時間はたっぷりとある。これは、不自由さと不安とヒマが同居した状態である。こんなときに助かったのが、この三点。1 コミック こん…

「シニア割引」って証明いるの?

つれあいの故郷である名古屋の映画館に行ったとき。映画館窓口のひと(W)と、首都圏に住む私ヒッチ(H)との会話。H「シニア1枚。」 W「年齢を証明するもの、ありますか?」 H「え!持っていない!東京から来たが、東京では一度も証明するものが必要…

日本の映画料金はなぜ高いのか?

日本の映画料金(1,800円)は高いといわれている。アメリカ、フランス、お隣の韓国いずれも日本円で600円〜700円程度といわれており、日本では世界の相場の2〜3倍の料金を払わされている。 日本は土地が狭いので映画館の地代が高い、維持費がかかるなどの…

日本映画にワイドスクリーンが少ない理由は?

小学生のときに熱狂した東映時代劇。 中学生時代に毎週観ていた日活アクション映画。 日本映画全盛時代の映画はワイドスクリーン(シネスコ版)だった。 これは、もちろん振興してきたテレビの対抗策。ワイド画面に波と岩、そこに「東映」のタイトルがなつか…

ディズニーVSピクサー

「ディズニー、ピクサーを買収ージョブズ氏筆頭株主に」という日経新聞記事が出た。 ディズニーが、アニメ映画大手のピクサー・アニメーション・スタジオを株式交換で買収するという。ピクサーは、「トイ・ストーリー」(95年)、「モンスターズ・インク」…