映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「オペラ座の怪人」の舞台、凄い!

25周年を迎えたミュージカル舞台ロイド・ウェバーの「オペラ座の怪人」。 私が劇団四季の舞台を初めて観たのは、福岡に単身赴任の1996年、福岡シティ劇場。 クリスティーヌ役を鈴木京子、ファントム役を村俊英が演じた。 最初で大感激、ハマッてしまい、C…

「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」を映画館で観る

私の最も好きなミュージカル舞台「オペラ座の怪人」。 1986年10月、ロンドンでの初公演から25周年を迎えた。 全世界での総収入は35億ポンド(約4,200億円)を超え、歴史上のすべての映画・演劇における最高の興行収入を記録しているそうだ。 世界中で大入…

「一命」3D版

小林正樹監督「切腹」という名作があるから、リメイクに過大な期待はできない。 だが、海老蔵ファンであることと、3D映画ファンであるので、やはり気になる映画ということで、三池崇史監督「一命」を、3D版で観てきた。娘夫婦と赤ん坊を一度に亡くした男…

国立劇場10月歌舞伎公演

今日は、国立劇場10月歌舞伎公演 「開幕驚奇復讐譚(かいまくきょうきあだうちものがたり)」を観てきた。ちょとしたハプニングが。 尾上菊五郎が、舞台でセリフ「今日は母の命日」と言うべきところ、「今日は自分の命日」と言ってしまう。それに、菊五郎自…

瀬々敬久監督と山崎ハコさんが語る 「ヘヴンズ ストーリー」

”第17回しんゆり映画祭”の最終日。 川崎市アートセンターへ、”21世紀の『罪と罰』”という瀬々敬久監督「ヘヴンズ ストーリー」を観にいってきた。 さすが、「日本映画大学」のある街・新百合ヶ丘だけに、入場券は完売で満席だ。全9章・上映時間4時間38分、最…

「ツレがうつになりまして。」

宮崎あおいが、マイペースなマンガ家 堺雅人が、生真面目な夫”ツレ” を演じると聞けば、想像どおりの夫婦像が展開される。 ふたりがピタリ、役にはまっている。 うつ病のお話なのに、深刻なものではなくて、ほのぼのとした風味が、共感を誘う。 原作(細川貂…

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」

なぜ猿が人間以上の知能をもち、地球の支配者になったのかという謎は、この映画の予告編を観ればわかってしまう。 そう、アルツハイマー治療の画期的新薬なのだ。 私は謎解きを既に予告編で観てしまっていたので、残る謎は、なぜ人類文明は崩壊してしまった…

「天国からのエール」

沖縄で小さな弁当屋を営むかたわら、無料の音楽スタジオを作り、夢を持つ高校生を応援した仲宗根陽の実話を映画化。犬童一心監督作「ゼロの焦点」などでチーフ助監督をつとめた熊澤誓人の長編初監督作品。お涙頂戴の難病モノには描いていないし、ラストの見…