映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「007/慰めの報酬」

「ボーン・アイデンティティー」シリーズと同様にノンストップ・アクションが魅力の映画。007シリーズ映画で最も短いという1時間46分、激しいアクションがめまぐるしく展開する。密度が濃厚で、見終わってから、どっと疲れがでる。 話は前作「007カジノ・ロ…

「K-20 怪人二十面相・伝」

キャッチコピーにあるように”怪人二十面相は誰だ!?”が最後まで観客の興味をつないでいた。監督・脚本が『アンフェア the movie』など逆転また逆転の脚本家である佐藤嗣麻子だから、最後まで眼が離せない。 舞台は1945年の架空都市・帝都。この帝都を俯瞰撮…

「おくりびと」がアカデミー外国語映画賞にノミネート

第81回アカデミー賞の候補が22日発表され、「ベンジャミン・バトン−数奇な人生」(デービッド・フィンチャー監督)が作品賞を含む最多13部門でノミネートされた。そして日本での話題は、外国語映画賞部門で、滝田洋二郎監督の「おくりびと」がノミネー…

オバマ記念日に「ウイキッド」を観る

劇団四季のミュージカル舞台「ウイキッド」を電通四季劇場[海]で観た。1階席後ろは空席が多い。この1月20日より入場料が値下げしたというのにー連日満席近いという歌舞伎座や、東京での文楽公演チケットが入手しにくいのとは違った。観た舞台は、グリン…

「チェ 28歳の革命」

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラを描く2部作の前編。カストロに共鳴したゲバラが、わずか82名の同志とともにキューバに上陸しジャングルのゲリラ戦を展開するところから、キューバ革命の成功、国連での演説までが前編。これを、「トラフィック」のスティ…

「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」

2007年度のマイ・ベスト映画だった「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督最新作ということで、その映像美を楽しもうと映画館へ行った。 米国で人気アメコミを実写映画化した「ヘルボーイ」に続くシリーズ第2作。1作目のほうは未見なので、主人…

ブログ開設3周年記念日

今日1月14日は、ブログ開設3周年記念日。正直、3年も映画中心のブログを続けるとは思ってもいなかった。いま思えば、3年前当時「ブログ」が一般的に広がっていて興味があったこと、、日経新聞に「オヤジの趣味系ブログ」の紹介記事を読みオヤジでも出…

ベストワン映画は、「おくりびと」と「ノーカントリー」

国内では最高権威とされる2008年公開の映画を対象とした「キネマ旬報ベストテン」が発表された。輝くベストテン第1位は、日本映画は「おくりびと」(滝田洋二郎監督)外国映画は「ノーカントリー」(コーエン兄弟監督)と、評判が高かった予想通りの作品が…

初春 歌舞伎座さよなら公演

やはり年初はと、歌舞伎座へ行ってきた。さよなら公演の幕開きにふさわしい華やかな「祝初春式三番叟」ではじまり、もう正月気分を満喫。続く「俊寛」では、最後にひとり島に残った俊寛が「肚(はら)で芝居をする」幸四郎の無言の演技が孤独感を見事に表現…

新年ご挨拶

愛犬クリちゃんも還暦を過ぎ、悠々自適の生活です さわやかな元日を迎えました 2006年1月のブログ開設から、今月で4年目にはいります。正直これほど長く続くとは思いもよりませんでした。 今週はどの映画を観るか、情報収集し、ブログに書こうと思うから真…