映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

トピックス

アカデミー賞授賞式を観る

昨日発表されたアカデミー賞授賞式の生中継をWOWOWで観た。2年ぶりにドルビー・シアターでの授賞式開催で華やかに進行、3人の女性による司会も軽妙で祭典を盛り上げていた。 濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が、作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚…

2022年アカデミー賞 大胆予想

2年ぶりにドルビー・シアターでのアカデミー賞授賞式開催が決定した. 今年は、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞にノミネートされ話題に。国際長編映画賞と脚色賞の受賞が有力視されている。 主要6部門、私…

「ドライブ・マイ・カー」アカデミー賞報道

第94回アカデミー賞のノミネート作品が、2月8日に発表され、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が、作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の計4部門でノミネート。 受賞したわけでもないのにマスコミ報道は過熱気味だ。「作品賞ノミネートは1世紀近…

アカデミー賞授賞式を観る

第93回アカデミー賞授賞式中継をWOWOWで観た。 先月開催された第63回グラミー賞授賞式は、無観客とはいえ素晴らしいパフォーマンス、出演者たちのパワーやメッセージ力に圧倒されたので、今回アカデミー賞にも期待していたのだが・・ なんとも盛り上がりに欠…

グラミー賞授賞式を観る

音楽の祭典第63回グラミー賞授賞式中継をWOWOWで観た。無観客での授賞式なので、正直どうなるか心配していたが、素晴らしいパフォーマンス舞台と、人種差別もぶっ飛ばすパワーやメッセージ力に圧倒された。 主要4部門を女性アーティストが制覇し、まさに女性…

謹賀新年

あけましておめでとうございます 2006年1月にブログ開設してから16年目となりました。当初数年間は週2回投稿をめざし書き始めたのですが、昨年は月1回と少なくなっています。 それでも、投稿を止めてしまうと過去の投稿記事とお別れしてしまうような寂し…

TVアニメ版「鬼滅の刃」

超ヒット快進撃中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、原作第7巻からのお話ということなので、原作第1巻から第7巻冒頭迄を描くTVアニメ版(全26話)を観ておかねばならない。 そこで、動画配信Amazon Prime Videoで、まったく予備知識なきまま鑑賞。 第1…

追悼エンニオ・モリコーネ

イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽を作曲したことで有名なエンニオ・モリコーネさんが亡くなった。91歳だった。60年代から映画音楽の作曲を始め、セルジオ・レオーネ監督をはじめ、ジュゼッペ・トルナトーレ、ブライアン・デ・パルマ、クエ…

定額制動画配信を楽しむ

新型コロナウイルスにより外出自粛のいま、自宅で気軽に映画が楽しめるネット有料動画配信。 動画配信といえば、第91回アカデミー賞で監督賞、外国語映画賞、撮影賞を獲得した「ROME/ローマ」で話題となったNetflix。この映画史を塗り替えた作品で、一躍動画…

映画館経営の危機

緊急事態宣言の全面解除。 やっと関西や東京を除く近隣県等での映画館が再開した。再開した様子の情報といえば、館内はガラガラだそうだ。満席となっても前後左右の座席を空けての最大50%。これでは新作の上映が危ぶまれるのも当然だろう。 特に、ミニシ…

2020年アカデミー賞 大胆予想

このブログで毎年恒例のアカデミー賞予想時期となりました。 今年は、 Netflixで配信された作品が多くノミネートされたり、「パラサイト 半地下の家族」が、韓国映画で初めて作品賞に選出されるなどが話題に。 主要6部門、私の予想は、 ☆作品賞予想=「1917…

謹賀新年

あけましておめでとうございます 2006年1月ブログ開設時には週2回投稿をめざし書き始めたブログ。 なんと15年目となりました。 最近では月2回程度の少ない投稿となっていますが、インスタグラムへの投稿に忙しいこともひとつの理由です。このブログは、…

和田誠さん追悼

お楽しみはこれからだ、日活名画座、麻雀放浪記・・・ これまでブログでも何度か取り上げた和田誠さん。追悼には、この3つの記事を。 1964年、和田誠のアニメ「MURDER!」https://uramado59.hatenablog.com/entry/20110903/p1 「ヒッチコックに進路を…

レディー・ガガにアカデミー賞主題歌賞

WOWOWでアカデミー賞授賞式生中継を楽しんだ。 ひときは感動したのが、レディー・ガガ。「アリー/ スター誕生」のノミネート歌曲「シャロウ」を、監督兼共演者のブラッドリー・クーパーと熱唱し、会場を大いに盛り上げた後に、アカデミー賞主題歌賞受賞が発…

2019年アカデミー賞 大胆予想

このブログで毎年恒例のアカデミー賞予想時期となりました。 今年は、 Netflixで配信されたメキシコ映画「ROMA/ローマ」が最多10部門でノミネートされたのが話題に。 主要6部門、私の予想は、 ☆作品賞予想=「女王陛下のお気に入り」<写真> 「ROMA/ローマ…

2018年アカデミー賞 大胆予想

このブログで毎年恒例のアカデミー賞予想時期となりました。 昨年WOWOW生中継で授賞式を見ていて、私の予想が5勝1敗と好成績! と思ったら、最後の作品賞発表で予想した「ラ・ラ・ランド」との発表が、なんと撤回されるハプニング。 そのため私の予想は4…

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます2006年1月のブログ開設から、週2回投稿をめざして 書き始めたブログは、もう13年目となりました。 最近では月2回程度の投稿となっていますが、 これからも無理せず気ままにアップしていきます。 引き続き今年もよろしくお…

テレビドラマ「ツイン・ピークス The Return」が凄い

あの米テレビドラマ「ツイン・ピークス」が、25年ぶりに新シーズンとして復活。私は25年前このドラマに、はまった。 映画版「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー 最期の7日間」も観たし、オリジナル・サウンドトラック CDも購入した(睡眠導入に抜群で、いつ…

春の珍事!アカデミー賞受賞結果発表(速報)

WOWOWで、アカデミー賞授賞式の生中継を見ていたら、とんでもないことが発生。最後に受賞される「作品賞」の発表。 プレゼンテイターのウオーレン・ビューティーらが、作品賞を「ラ・ラ・ランド」と発表。 全員が舞台に上がり、プロヂューサーが感激のスピー…

大学生時代と鈴木清順監督

私は1964年(昭和39年)東京オリンピックの年に大学進学した。当時の映画界は、アラン・レネ、ジャン・リュック・ゴダール、イングマル・ベルイマンといった”ATG系ヨーロッパ映画監督”の時代だった。映画を万年筆のように自在に描く”作家主義”が世界の主…

2017年アカデミー賞 大胆予想

WOWOW中継を毎年楽しみにしているアカデミー賞授賞式は2月26日(日曜日)。 このブログで毎年恒例の予想時期となったのだが、作品賞候補作9本で日本で公開された作品はゼロ。 前哨戦といわれるゴールデングローブ賞での作品賞は、「ムーンライト」と「ラ・…

初芝居

国立劇場の初春歌舞伎公演「通し狂言 しらぬい譚」を観てきました。尾上菊之助が客席の上を斜めに飛ぶ“筋交い”の宙乗り、 尾上松緑が化猫退治の大立廻りをみせるスペクタクル。 片岡亀蔵のピコ太郎まで登場、館内を沸かせました。 劇場ロビーには恒例の口上…

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます書き始めたブログは、はや12年目となります。 これからも無理せず気ままにアップしていきます。昨年は、国立劇場で歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の完全通し上演を3カ月にわたって見ることができました。 三人の切腹を中心に据…

2016年アカデミー賞 予想

アカデミー賞授賞式は、2月28日。作品賞候補作8本のうち、日本で公開されたのは、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「ブリッジ・オブ・スパイ」の2本と、今週5日に公開の「オデッセイ」だけ。 そこで、未公開の映画の予告編を観たり、前哨戦で…

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます書き始めたブログは、おかげさまで、今月で10周年を迎えました。2006年1月「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための趣味系ブログコミュニティー Re:log(リログ)」というキャッチフレーズに共感して書き始めたブログ。 書…

追悼 原節子さん

「生命の冠」 「わが青春に悔なし」 「お嬢さん乾杯」 「青い山脈」 「晩春」 「東京物語」 「ノンちゃん雲に乗る」 「智恵子抄」 「秋日和」・・・ 思い出に残る数々の映画、ありがとう!

十日町おおまつり

夏の終わり、2泊3日の一人旅。 8月26日新潟県十日町市へ。 十日町市街地を彩る伝統あるまつり。 今年は、八角神輿220年祭という。 へぎそばの老舗「小嶋屋本店」で昼食。 そばのつなぎは、ふのり。織物産業で栄えた地方ならではの工夫。 「へぎ」は、そば…

「海街diary」の鎌倉へ

梅雨の晴れ間、鎌倉へ行ってきました。藤沢駅から江ノ電に乗って、「海街diary」の舞台である極楽寺や、ラストシーンの由比ヶ浜を車窓から眺めながら、終点鎌倉駅に。 右の写真、江ノ電鎌倉駅ホームには映画ポスターが。 小町通りをブラブラし、漬物を買い、…

合掌

ブログの顔として登場してきた愛犬クリちゃんが、亡くなりました。 17歳。 老衰で、苦しむことなく天寿をまっとうしました。

第18回文化庁メディア芸術祭

国立新美術館で開催されている”受賞作品展”を観てきた。 (2月15日まで。入場無料)アニメーション部門・短編映画の4作品は、いずれも独創性、絵画的美しさ、アニメならではの世界を展開していてレベルの高い作品ばかりで、驚きました。 大賞「The Wound」 …