映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「GODZILLA ゴジラ」

あ〜、観るんじゃなかった。渡辺謙が、ハリウッド出演をオファーされた時に「原発や放射能といった今の日本の問題が反映されていて、単なる怪獣映画ではなかった。それで”これはやるべきだ”と思った。」と語っていたので、それなりに期待していた。だが、典…

「トランスフォーマー/ロストエイジ」IMAX3D字幕版

猛暑も、ぶっ飛ぶ。長編劇映画では史上初という全篇「IMAXデジタル3Dカメラ」で撮影された映像に驚く。 巨大ロボットの大きさそのまま迫ってくるスケール感、最重要ポイントである金属触感、雄大な自然描写、上空ヘリから・左右からのクレーン撮影など、ヴ…

「罪の手ざわり」

中国のジャ・ジャンクー監督が、「長江哀歌」以来7年ぶりに手がけた作品。 タイトルで、「オフィス北野」のロゴがでてきて、日本との合作映画とわかる。中国資本だけでは製作不可能な題材であろう。良き映画造りに参画した。中国で実際に起きた事件から着想…

「ぼくたちの家族」

「川の底からこんにちは」、「あぜ道のダンディ」と、地方のコミカルな味から一転し、前作「舟を編む」では辞書編纂に携わる人々に敬意を表しながらの地道なドラマ作りに成功した石井裕也監督。 監督(脚本も)最新作「ぼくたちの家族」は、家族の物語を正攻…