2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
見応えあるクライム・サスペンス映画で、文句なしの面白さ。イギリスでのロシアンマフィアの世界を黒を基調とした映像で迫る。 冒頭の緊急入院、出産そして殺人事件と死体処理と静かな緊張感にあふれ、ぐいぐい画面に引き込まれる。これがクライム・サスペン…
スタジオジブリ・ファンの期待を裏切った前作「ゲド戦記」(宮崎吾郎監督)から2年。 宮崎駿監督の新作は、いかにもジブリ作品らしく、美しい絵、アニメしか描けない映像、心温まる家族と冒険の物語で、宮崎ワールドをたっぷり堪能できる作品に仕上がった。…
”この小説に一番驚き、 一番感動したのは、 私かもしれません。 浅丘ルリ子”なんと現役女優・浅丘 ルリ子の私生活を、林真理子が小説化。 石原裕次郎に初恋、小林旭が恋人で、石坂浩二と結婚、離婚、幾多の恋人をもち、現在も20歳年下の俳優がいるという常…
<私の映画遍歴5 高校時代>私が高校1年のときに観た映画「チャップリンの独裁者」は、トーキーを最後まで拒んでいたチャップリンが初めて本格トーキーに挑戦して、最後の演説場面に生かしていた。 映画は当然”しゃべるもの”という常識に、セリフがない映…
いま木村拓哉主演のTVドラマ「CHANGE」を見終ったところ。今回で最終回、見どころは朝倉総理大臣が国民に向かって延々と、しかもノーカットで、テレビ演説をする場面だ。オリジナル脚本(福田靖)だそうだが、国民の一票による政治参加を求める演説シーン…
<私の映画遍歴4 高校時代> ”笑って 笑って 笑い転げて そして・・・最後に感動の拍手を” (日本初公開時の宣伝文句)チャールズ・チャップリンが製作・脚本・監督と主演を務め、ヒトラーを風刺したアメリカ映画「チャップリンの独裁者」。1960年(昭和35…
夏休み超ヒット作を予想していいたので、封切1週目を避けて、レディース・デイ割引の水曜日も避けて、平日に映画館へ行ったが、なんと、切符売り場には長い列。 よく見ると女子高生が多い?皆さん「花より男子・ファイナル」を見に来たのであった。今週の映…
この季節になると文庫フェアが始まる。 新潮文庫は、「新潮文庫の100冊」。 キャッチコピーは、おきまり ”Yonda?”集英社文庫は、 定番”ナツイチ”「夏の1冊」。 キャッチコピーは、 ”本を読もう。 世界が変わって見えるか ら。”角川文庫は、”発見。角川文…
” きっと会える。 この音の先に、愛が聞こえるから。 ” 養護施設で育った11歳の少年が、まだ見ぬ両親の絆を信じて、音楽で奇跡を呼ぶという、出来すぎたお話なのだが、けっこう引き込まれてしまい、感動させられた。 音楽を信じる映画だからこそ、教会での…