映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「フィクサー」

ニューヨーク最大の法律事務所でフィクサーと呼ばれる男(ジョージ・クルーニー)は、汚い仕事を請け負う”もみ消し人”だ。大企業の巨額訴訟をめぐり同僚弁護士が起こしたトラブル処理を描く犯罪サスペンス映画。「ボーン・スプレマシー」の脚本家トニー・ギ…

「アフタースクール」

”甘くみてると ダマされちゃいますよ” たいした宣伝もなく、主演も大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人の3人の地味そうな作品なので、映画館はガラガラと思いきや、広い館内も7分入りで、正直びっくり。この映画、私をはじめ観客は「監督名」で観にきたのではな…

「最高の人生の見つけ方」

”余命6ヶ月--- ふたりの輝かしい人生は、そこから始まった。” 人生のハウツウ物のような邦題だが、原題は「The Bucket List(棺おけリスト)」。棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出したリスト。 大富豪エドワードは、 「スカイダイビングをする」…

「王妃の紋章」

コン・リー主演、チャン・イーモウ監督のコンビは、ふたりともがデビュー作「紅いコーリャン」(87年)、それに続く「菊豆」「紅夢」のいわゆる”嫁入り3部作”で、中国映画を世界に広めた功績が大きい。 私もこの3部作で、すっかり女優コン・リーのファンと…

「大いなる陰謀」

トム・クルーズ主演で、題名が「大いなる陰謀」とくれば、サスペンス娯楽映画だとの誤解を与えそうだが、これはれっきとした真面目な政治ドラマ。 アメリカ大統領選挙が近づくと、出てくる政治もの。来週公開のトム・ハンクスが下院議員を演ずる「チャーリー…

三句

我がつれあいが詠める句 あわただしく入院決まる青嵐 病院にある交番や燕来る 主治医より禁酒勧告青葉冷

入院時に必携<三種の神器>

入院中は、左右の腕ともに点滴状態でベッド上安静。大量の点滴投与のため尿道カテーテルが設置。痛みは消失し、頭脳は明晰。時間はたっぷりとある。これは、不自由さと不安とヒマが同居した状態である。こんなときに助かったのが、この三点。1 コミック こん…

入院しました

朝食後に突然、激しい腹痛に襲われた。 過去に、すい炎を経験していたので、事前に大学病院へ電話を入れてから自家用車で病院へ。採血、腹部レントゲン撮影、造影剤を用いたCT検査により、「急性すい炎」と診断され、そのまま緊急入院。 医師から重症とも…