映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2010年キネマ旬報ベストテンが発表

最も権威があるとされる「キネマ旬報ベストテン」が発表された。

<2010日本映画ベスト・テン>
 1位「悪人」
 2位「告白」
 3位「ヘヴンズ ストーリー」
 4位「十三人の刺客
 5位「川の底からこんにちは
 6位「キャタピラー
 7位「必死剣鳥刺し
 8位「ヒーローショー」
 9位「海炭市叙景
 10位「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」

<2010外国映画ベスト・テン>
 1位「息もできない」
 2位「インビクタス/負けざる者たち
 3位「第9地区
 4位「白いリボン
 5位「ハート・ロッカー
 6位「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
 7位「クレイジー・ハート
 8位「冬の小鳥」
 9位「スプリング・フィーバー
 10位「インセプション

なんと、年末に選んだ私のベストテン(日本映画・外国映画の区分なし)の1位「悪人」と2位「息もできない」が、それぞれベスト・ワン作品だった。

日本映画選出作品は私の予想外の作品が多かったが、
瀬々敬久監督の上映時間4時間38分の大作「ヘヴンズ ストーリー」とか、
ぴあフィルムフェスティバルでのグランプリを取った若干27歳の石井裕也監督
川の底からこんにちは」など、
日本映画の時代を担う監督が予想以上に上位に選出されていて、さすがキネマ旬報ベストテンと感心する。
個人賞では、新人女優賞の桜庭みなみに、乾杯!