映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「時代劇は死なず!ー京都太秦の職人たち」

”「紋次郎」と「必殺」が真っ向勝負した、あの時代。 日本のハリウッド・太秦で、時代劇を守り続けた人々がいる!”筆者の春日太一は31歳で、テレビ時代劇の名作「木枯し紋次郎」も「必殺」シリーズもリアルタイムで見ていないという。京都時代劇の文化を後…

アカデミー賞受賞を祝う!

第81回アカデミー賞の授賞式が日本時間23日に行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞に、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメーション賞に輝くという、嬉しいニュース! かつて、アメリカでも大ヒットし出品されれば受賞との呼…

「マンマ・ミーア!」

ABBAのヒット曲は知らない、ミュージカル初主演というメリル・ストリープには興味がわかない、だが、劇団四季が舞台に選んだブロードウェイ・ミュージカルであるので、四季推薦作品に違いないと、映画を観にいった。 期待しないで観たが、2時間楽しめたのは…

文楽「女殺油地獄」

最も観たかった文楽の演目「女殺油地獄」(おんなころしあぶらのじごく)を、やっと観ることができた。感激!国立劇場(小劇場)にて。近松門左衛門最晩年の傑作だが、心中モノではなく、殺人事件。動機も単純な青年の犯罪事件だが、近松だけあって、奥が深…

劇団四季 「55 Steps」

前日に、劇団四季ホームページで「当日券情報」を見たら、S席・A席ともに当日券販売”有”となっていたので1時間前に劇場窓口行ったら、なんと1階10列中央という理想的な席が取れた。女性客が9割。オジサンには、ちょっと肩身が狭いが、ミュージカルファ…

「20世紀少年 第2章 最後の希望」

原作コミックは読んでいない。映画の<第1章>も観ていない。だが、この<第2章>映画公開前日にテレビで<第1章>の特別番組があり、それを観ていたら、がぜん映画が観たくなって、さっそく映画館へ。すっかりテレビ宣伝に乗せられてしまった。 <第1章…

毎日映画コンクール外国語映画ベストワン賞は「ダークナイト」

キネマ旬報に次ぐ古い映画賞である「第63回毎日映画コンクール」の選考結果が発表された。日本映画大賞には、”群を抜いた完成度”の本命「おくりびと」が選ばれた。そして、嬉しいことに、外国語映画ベストワン賞が「ダークナイト」だった。 ジョーカー役を…