映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年のベスト映画10本

今年映画館で観たベスト映画10本を上位から選んでいると、邦画が並んだ。 まさに「邦高洋低」なので、今年は邦画・洋画別に10本を選んだ。邦画のベスト1「はじまりのみち」は、木下惠介監督の反骨と優しさを描ききった生誕100年記念作にふさわしい感動…

「ウォーキング with ダイナソー」3D吹替版

ネイチヤー・ドキユメンタリーに定評があるイギリス「BBC EARTHフィルムズ」製作。 一頭の恐竜の壮大な旅と成長を描いたアドベンチャー・ドラマ。 映画は”ドラマ”仕立てとなっていて、恐竜や鳥たちが喋り出し、冒険が始まる。 同種のアニメ映画と違うのは、…

戦前の日本映画

戦前に製作されたの日本映画といえば、 小津安二郎監督「生まれてはみたけれど」「浮草物語」 溝口健二監督「祇園の姉妹」「浪華悲歌」 豊田四郎監督「小島の春」 伊丹万作監督「赤西蠣太」 山中貞雄監督「人情紙風船」 などフィルムライブラリーやテレビで…

「利休にたずねよ」

山本兼一著の原作を読み実に面白かったし、市川海老蔵のブログ「ABKAI」では茶の世界や映画撮影のことを読んでいたので、公開が待ち遠しかった映画。原作は、利休は「何故切腹しなければならないのか?」ではなくて、 「これほどまで”茶の湯”の美にこだ…

凄い!「ゼロ・グラビティ」IMAX3D字幕版

先日NHKテレビで、国際宇宙ステーションから若田飛行士が超高感度4Kカメラで地球の姿を撮影した生中継を見て、日本の夜景や日の出に息を呑んだ。 もはや身近になった宇宙体験だが、この映画も、凄い。 見事な宇宙映像、明快な展開。船外作業から始まり…