映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

1979年、スチーブン・ソンドハイムの作詞作曲でトニー賞8部門を受賞したミュージカルの映画化。ジョニー・デップも見事な歌いっぷりを披露している。ミュージカルといっても、ホラーか怪奇映画のようで、これほど血みどろ場面が多い映画はあまり観たことが…

「レンブラントの夜警」

東京新宿で単館ロードショー。平日にもかかわらず、テアトル・タイムズスクエアは満席。 アムステルダムの市警団を描いたレンブラントの世界的名画「夜警」。この絵の完成後に彼の人生が破滅していったのは、いったい何故か?絵画の中に密かに描かれたもの…

「僕とポーク 」

すっかりはまってしまったコミック ほしよりこ作「きょうの猫村さん」。その第3巻がやっと今春発売されるというので期待して待っていたところ、突然に発売された「僕とポーク 」を書店で見つけた。表紙を見れば、あの、ほのぼの、やさしく、まったりした味…

「アース」

【画像:79008.jpg】【画像:79009.jpg】<右は子供向けぬりえの宣伝用ちらし> ”主演、46億歳 地球ー。 2008年、奇跡の星のかつてない生命の旅へ。”5年の年数をかけて全世界200ヶ所で撮影したネイチャー・ドキュメンタリー映画。そのスケールの大きさと…

団十郎と「助六」

「歌舞伎」といえば「助六」を連想する人は多い。江戸東京博物館には、歌舞伎「助六」の舞台が常設展示されている。また、今号の雑誌「サライ」歌舞伎特集の表紙を飾るのも団十郎演じる「助六」の舞台写真。今月の歌舞伎座は、団十郎の「助六」がある。これ…

「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」

今年の正月映画興行は、過去10年間で最低のようだ。どうしても観たい!という作品がない。それでも、全米では興行成績第1位という「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を観た。新鮮味はないが、さすがディズニー作品だけあって、ファミリー…

テレビで観る文楽 

お正月ゆっくりとテレビを、ということで、昨年末NHK・BSハイビジョンで放送された10時間におよぶ文楽中継「仮名手本忠臣蔵<通し狂言>」を観た。この全十一段を通しで一気に見ると、日本が世界に誇る大傑作舞台だということが、改めてよくわかる。…

「ルイスと未来泥棒(3D版)」

お正月に観た映画は「ルイスと未来泥棒」。CGアニメの傑作「トイ・ストーリー」(95年)「ファインディング・ニモ」(03年)「Mr.インクレディブル」(04年)でおなじみのジョン・ラセター監督が、ディズニーで製作総指揮した最新作。私が好きな3D版で公…

謹賀新年

穏やかな元日を迎えました「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための、 趣味系ブログコミュニティー Re:log(リログ)」というキャッチフレーズに共感して書き始めたブログ。2006年1月のブログ開設から、週2回更新をめざして書き続けて、もうすぐ3年目には…