映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年のベスト映画10本

私が今年1年間で観た映画は122本。 うち映画館で43本。 BS・CS放送、DVDで79本。映画館では、洋画に観るべきものが多く、洋高邦低の一年。WOWOWで、日本映画屈指の大ヒットシリーズである「男はつらいよ」および「座頭市物語」の各第1作目と…

「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

風邪がやっと直ったので、久しぶりに映画館へ。 こんなときは楽しめる映画を選んだが、期待どおり面白かった。映画が始まると、IMFのメンバーが女殺し屋に殺害されプロファイルが奪われ、イーサンの刑務所脱獄と、いったいどういう展開なの? と思わせる…

歌舞伎「元禄忠臣蔵」

「仮名手本忠臣蔵」は、”お軽と勘平”という史実にない人物を登場させることに劇作者の心と手腕があり、ゆえに庶民に最も愛される名舞台となった。 一方、史実に近いといわれる真山青果作の「元禄忠臣蔵」にはお軽と勘平は登場せず、もっぱら大石内蔵助を中心…

国立劇場・文楽公演「奥州安達原」

文楽の東京公演(国立劇場小劇場)は、年4回しか公演されないこともあり毎回楽しみにして鑑賞している。 私のブログには新作映画優先なので、文楽鑑賞記はあまり書いてはいないが、久しぶりにアップしたくなった。今月の公演は、大夫・三味線・人形遣いとも…

「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 3D版」

スティーヴン・スピルバーグ3年ぶりの監督、私の好きなピーター・ジャクソンが製作に参加した3D作品とくれば、すぐさま映画館へ。 予想以上の面白さ、3D効果もたっぷり。とにかく、カメラワークがすごい。 モロッコの街でところ狭しと繰りひろげる追跡…

「アントキノイノチ」

父親の勧めで“遺品整理業”の会社で働く事になった杏平(岡田将生)は、同じように過去に深く心に傷を負う経験をした先輩社員のゆき(榮倉奈々)と心を通わせていく。さだまさしの同名小説を 「ヘヴンズ ストーリー」の瀬々敬久監督が映画化。 団地、学校、街…