映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

映画監督・新藤兼人さん死去

私が最も”尊敬する”日本映画監督である新藤兼人監督が、100歳で死去した。

高校2年(1961年)のときに観た「裸の島」に大感動して、以後監督作品のほぼ全作品をオールタイムで観てきた。

「作りたい映画だけを作ることのできる映像作家」として、尊敬していた。

→マイブログ
「作りたい映画だけを作る映像作家〜「裸の島」」
http://d.hatena.ne.jp/uramado59/20080717/1216278705

監督が老年となってからは、監督の”老人力”パワーにも圧倒されてきて、自分の目標でもあった。

監督本人のメッセージ(「新藤兼人大老人」掲載)には、含蓄ある言葉が多い。
「まだまだ見残したものがある」
「老人の武器は挫折」
「死ぬまで自分は謎」

「仕事をやめてはいけない」を、最後まで貫いたひと。

幸せな一生だったと思う。