2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
SF作家の小松左京さんが亡くなった。映画「コクリコ坂から」で描いていた1963年当時、私は兄が購読していた雑誌「SFマガジン」を読んでいて、アメリカのSFの面白さにはまっていた。だが、日本人作家たちも負けていない。とにかく幅広いジャンルで、”これ…
舞台は1963年の横浜。高校生ふたりの純愛物語。 東京オリンピック前年で、高度成長期。時代の空気は、よくわかる。 私も当時は、映画と同じ高校生だった。男女共学の高校では、私はフォークダンスで好きな女性の手を握ったときに声もかけられなかった。 映画…
2006年1月から「筆致刻久」という筆名ではじめた「映画は時代を映す鏡」いうブログ。そのサービスを受けてきたブロバイダーから、九月末日でサービス終了との突然の通告があり、びっくり。 そこで、評判のよい「はてなダイアリー」へと引越ししてきました。…
中村吉右衛門さんが人間国宝に選ばれたという嬉しいニュース。テレビシリーズ「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵役でおなじみ。 私と同じ年生まれというひいきでもないが、今歌舞伎界では一番の役者だと思っている。好きな演目は、「籠釣瓶花街酔醒 」。 これは内田…
避暑をかねて映画館へ、初日に3D字幕版を観てきた。 このヒットシリーズ映画も終焉を迎え、文字どおりハリー最後の冒険を描く。 魔法界の大バトルに決着がつくスケールの大きい展開。 だから3D上映が、ふさわしい。しかもこれまでの登場人物が勢ぞろいで、…
映画館で「ツリーオブライフ」の予告編を観た。短い時間でも、すごい映像に驚嘆した。 さすがテレンス・マリック監督作品だけあって、並みの映像ではないぞ。 残念ながらパソコンではすごさはわからない。是非、劇場で!この記事の「テレンス・マリック」を…
”ここには3人と、1発の銃弾、 そして”嘘”が散らばっている。”この手の映画は、情報は少ないほど楽しめる。だから私も「登場人物は3人だけの評判がいいサスペンス映画」ということだけの情報で観に行った。評判どおり、面白かった。これから観たい人は、以…
タイトルの「スーパー8」とは、家庭用8ミリ映画の規格のこと。8ミリ映画とは、なつかしい!私は学生時代にコマ撮りしてアニメ作品まで作っていた。 当時の8ミリ映画規格は、「ダブル8」方式で、16ミリ幅フィルムの半分の幅を交互に使って往復撮影を行なっ…