今年も100本以上の映画を観たのだが、
今年公開の新作映画は18本だけ。
その中からマイベスト5本を選びました。
第1位「別れる決心」パク・チャヌク監督
ヒッチコック監督「めまい」降臨。ファムファタールにゾクゾクした。
第2位「TAR ター」トッド・フィールド監督
ケイト・ブランシェットの圧倒的演技に脱帽。
第3位「ベネデッタ」ポール・バーホーベン監督
ペストの時代。宗教と性を大胆に描くのが監督の本領。
第4位「フェイブルマンズ」スティーブン・スピルバーグ監督
スピルバーグの自伝的物語は、家族愛と映画愛にあふれていた。
第5位「Winny」松本優作監督
出る杭は打たれて、またひとり天才が消されていく日本の悲劇。
新作映画以外での今年の収穫は、日本映画専門チャンネルの「伊丹十三の映画4K」。
伊丹十三監督の全作品が放映され、改めて監督の偉大さを認識した。