映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「オペラ座の怪人」の舞台、凄い!

25周年を迎えたミュージカル舞台ロイド・ウェバーの「オペラ座の怪人」。
私が劇団四季の舞台を初めて観たのは、福岡に単身赴任の1996年、福岡シティ劇場。
クリスティーヌ役を鈴木京子、ファントム役を村俊英が演じた。
最初で大感激、ハマッてしまい、CDも購入し、もう一度観に行った。
映画版のほうも音響の良い映画館で二度観た。
それから、東京での10周年・赤坂ミュージカル劇場(右のちらし)、電通四季劇場と何度か観ていて、そのたびに堪能できて、感動する。
やはり、劇団四季の「オペラ座の怪人」は、凄い!

舞台は暗い競売シーンで始まり、オペラ座シャンデリアの競売となると、突然パイプオルガンの響きとともに天井から巨大なシャンデリアが降りてきて、オペラ座舞台へと鮮やかな舞台転換。
豪華な舞台衣装に、急遽無名のクリスティーヌが代役試験で美しく歌うと、もうそのまま、本番の舞台への転換も見事。この序盤で、その流麗なメロディーに、うっとり。

その後の展開がスピーディーでありながらも、セリフのほとんどが歌で語られ、ファントムの悲しい恋物語が歌に乗せて迫ってくる。

音楽良し、舞台良し、物語良しと、三拍子揃った傑作なのだ。