映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

松山ケンイチvs 蒼井優


この季節になると文庫フェアが始まる。

 

新潮文庫は、「新潮文庫の100冊」。
 キャッチコピーは、おきまり ”Yonda?”


集英社文庫は、

 定番”ナツイチ”「夏の1冊」。
 キャッチコピーは、 ”本を読もう。

 世界が変わって見えるか ら。”


角川文庫は、”発見。角川文庫”「夏の100冊」。
 キャッチコピーは、 ”読みたくなるまで、遊んでろ。”

 

イメージキャラクターには、いま旬の俳優たち。


集英社文庫蒼井優は、ホームページで一冊の本に出会う
アニメのナレーションを聞かせてくれる。
http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi2008/anime.html

 

角川文庫の松山ケンイチは、
太宰治の「走れメロス」などのブックカバーにも登場。

 

ブックカバーといえば、集英社文庫には、
人気漫画家が名作のブックカバー絵を書き下ろしている。
小畑健が、夏目漱石の「こころ」
浅田弘幸が、中原中也の詩集「汚れちまつた悲しみに……」
荒木飛呂彦が、川端康成の「伊豆の踊子
といった具合で、ブックカバーにも各社特色がを出している。

 

また角川文庫は創立60周年ということで、無料配布の小冊子(写真)には、

「角川文庫60年の歩み」というコラムがある。
昭和50年代、映画と文庫のメディアミックス宣伝が功を奏して、

犬神家の一族」「セーラー服と機関銃」が、映画も文庫も大ヒットとなった。


それにしても、そのキャッチコピーは実によかった。
 ”読んでから見るか、見てから読むか。”