映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「崖の上のポニョ」


スタジオジブリ・ファンの期待を裏切った前作
ゲド戦記」(宮崎吾郎監督)から2年。

 

宮崎駿監督の新作は、いかにもジブリ作品らしく、美しい絵、アニメしか描けない映像、心温まる家族と冒険の物語で、宮崎ワールドをたっぷり堪能できる作品に仕上がった。

 

主人公である魚の女の子ポニョが、

なんといっても可愛い!。
相変わらず久石譲の音楽も効果的。

 

特に今回は、CGではない手書きの映像がいい。
水彩画のような背景や子供の絵のような単純化のなかに、嵐の場面など一転して動きが急変するところは徹底的に素晴らしい躍動感を体感させてくれる。

 

アニメの魅力がたっぷり詰まっていて、大人でも童心の世界にどっぷりと浸ってしまう。

これがジブリ作品。