映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

ミュージカル映画ベスト10本

もうすぐ上映終了とのことなので、「レ・ミゼラブル」を音響の良い映画館で観てきた。
3回目だが、またまた感動。
ミュージカルの世界がもつ高揚感・幸福感が堪らない。

ミュージカル映画が大好きになったのは、中学1年。
新宿コマ劇場が開館し、柿落とし上映の映画「オクラホマ!」(「真昼の決闘」で有名なフレッド・ジンネマン監督)を観たとき。
70ミリ超歪曲した大西部の画面にステレオ音響の歌声が響く。
素晴らしい世界に感動したのが、はじまり。

オクラホマ!」といえば、十年ほど前にNHKで、ロンドン公演の舞台版が放映されたのを観たが、この舞台の主役が若きヒュー・ジャックマン。これも因縁か。

私が選ぶミュージカル映画のベスト1は、高校生のとき丸の内ピカデリーで観た「ウェスト・サイド物語」。
クレジットタイトルもなく、音楽もなく、NYの市街の俯瞰撮影ではじまり、ウェスト・サイドにズームすると、指が”パチツ”と初めて音が出て、強烈なダンスに・・
従来のミュージカル映画にはなかった展開に、大ショック!
バーンシュタインのモダンな音楽にに酔った。


<私が映画館で観たミュージカル映画のベストテン>


1.ウェスト・サイド物語(1961)
2.雨に唄えば(1952)
3.レ・ミゼラブル(2012)
4.シェルブールの雨傘(1963)
5.サウンド・オブ・ミュージック(1965)
6.美女と野獣(1991)
7.エビータ(1996)
8.マイ・フェア・レディ(1964)
9.メリー・ポピンズ (1964)
10. 塔の上のラプンツェル(2010)

→公開当時の新聞広告。”70ミリ大画面・立体音響(6本のサウンド)”が売り。