映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

2012年のベスト映画10本

私が今年1年間で観た映画は181本。

うち映画館で50本。

BS・CS放送&DVDで131本、
と大量になったのは、
男はつらいよ」シリーズの他、座頭市高倉健吉永小百合木下恵介川島雄三など日本映画プログラムピクチャー黄金時代の作品にハマってしまったから。
ほんと、楽しめました。

テレビドラマでは、是枝裕和が初めて民放の連続ドラマの監督・脚本を手がけた「ゴーイング マイ ホーム」がダントツのベスト。
丁寧な画面作り、セリフの妙、役者のベストマッチ、これぞホームドラマ


<今年映画館で観た映画のベストテン>

1「レ・ミゼラブル」・・・・・・・・・迫真の演技から発せられる歌の力、生録に陶酔
2「ライク・サムワン・イン・ラブ」・・突然始まり突然終わる会話劇の妙に圧倒された
3「おとなのけんか」・・・・・・・舞台劇なのに見事に映画的に仕上がった大人の映画
4「ドライヴ」・・・・・・・・・・・・・・フィルム・ノワールの魅力満載の息もつかせぬ面白さ
5「ヒューゴの不思議な発明」・・・メリエスに捧げる映画にふさわしい見事な3D映像
6「終の信託」・・・・・・・・・・・・検察の言動姿勢を克明に見せただけでも有意義な一作
7「アルゴ」・・・・・・・・・・・・・・・奇想天外な作戦に、ハラハラドキドキの120分
8「アウトレイジ ビヨンド」・・・非情の組織世界を描かせば名人芸の北野武監督
9「ミッドナイト・イン・パリ」・・・おしゃれなアレン流ラブコメの味わいは映画ならでは
10「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」・・究極のアニメ表現エヴァ・ワールドに酔いしれた


<部門賞>
ベストディレクター トム・フーパー 「レ・ミゼラブル
ベストアクター   ライアン・ゴズリング 「ドライヴ」「スーパー・チューズデー」
ベストアクトレス  アン・ハサウェイ 「レ・ミゼラブル」「ダークナイト ライジング」

ベスト3D       「シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語」
ベストショッキング 「灼熱の魂」 父と兄を探す旅の終わりに・・、今年一番の衝撃作     
ベストミュージック 「ドライヴ」

ベスト予告編    「ライク・サムワン・イン・ラブ」 (←題名をクリックすると予告編へ)
ベストキャッチコピー ”ハリウッドよ、これが日本映画だ。”「桐島、部活やめるってよ」                  http://d.hatena.ne.jp/uramado59/20120820/p1    
ベスト邦題     「裏切りのサーカス」(原題は「Tinker, Taylor, Solider, Spy」)
ベストポスター   「ミッドナイト・イン・パリ