追悼エンニオ・モリコーネ
イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽を作曲したことで有名なエンニオ・モリコーネさんが亡くなった。
91歳だった。
60年代から映画音楽の作曲を始め、セルジオ・レオーネ監督をはじめ、ジュゼッペ・トルナトーレ、ブライアン・デ・パルマ、クエンティン・タランティーノなど多くの監督と手を組んで多彩な素晴らしい音楽を残したひと。
大学生のころ、最初に聴いて、思わず唸った映画音楽は、「荒野の用心棒」。
口笛に軽快なリズム、鐘の音にムチの音、ギターが、コーラスが被る。
音楽からも新しい西部劇映画の誕生だ。
以後マカロニウエスタン映画は、このモリコーネ音楽が欠かせないものとなった。
私が大好きなモリコーネ音楽5作は、
「続・夕陽のガンマン」
「ウエスタン Once Upon a Time in The West 」
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
「ミッション」
「ニュー・シネマ・パラダイス」
この5作と代表作も聴ける珠玉のCDが、
「ヨーヨー・マ プレイズ・モリコーネ」(写真上)。
ヨーヨー・マのチェロにのせて美しいメロディーを
たっぷりと堪能できます。
サントラ盤音楽と映像を楽しむなら、Youtubeで、これがおススメ。
「ウエスタン Once Upon a Time in The West 」
美しいメロディーに、女性ソプラノハミングとハーモニカ演奏が効果的に使われている。クラウディア・カルディナーレの美しき瞳にも、乾杯!