映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

新年ご挨拶

あけましておめでとうございます

書き始めたブログは、はや12年目となります。
これからも無理せず気ままにアップしていきます。

昨年は、国立劇場で歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の完全通し上演を3カ月にわたって見ることができました。
三人の切腹を中心に据えた壮大な物語、巧みな作劇、息を呑む様式美、数々の名優たちが工夫に工夫を重ねて磨き上げてきた演出に圧倒されました。
270年近い年月を経て時代が移り変わっても、屈指の人気狂言であると改めて納得した舞台でした。

不透明な時代ですが、ゆったりと歌舞伎や映画鑑賞を楽しめるような平和な一年と願うばかりです。

           平成29年元旦