映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ラオス 竜の奇跡」

日本ラオス国交60周年記念して作られた初の合作映画。
ラオスという国は、アジアの中でも知られていない国、最も遠く感じる国だ。
国交60周年というのだが、どんな交流があったのかも知らなかった。
1960年にラオスでダム建設調査に来ていた日本人技師の実話が題材となっている。

美しい自然、祭りの文化、竜の伝説、農村の人々が美しい映像と音楽で語られ、清々しく優しい気持ちになる映画。

ラオスは映画産業がなく、映画文化が育つ土壌がなかったそうだ。映画作りには苦労したことだろう。
日本映画大学で映画作りを教えているという熊澤誓人監督は、丁寧に日本とラオスをつなぐ映画を作った。