映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ザ・ウォーク」3D字幕版

”1974年、ワールド・トレード・センターのツインタワー間411メートル上空での命綱なしでので空中歩行”
という実話の映画化。

予告編を観た時、これこそ3D映画の題材として最高と直感した。
この実話のドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」も既に観ていて知識も十分、興味は尽きない。
監督は職人芸を発揮した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスとくれば、3D映画ファンとしては、いざ映画館へと。
いつもより前方の席を確保して大画面、迫力の映像体験を楽しむ。

すごい!これはやはり映画館で、3Dで観るべきもの。

違法行為だから秘密裏に進めなければならぬツインタワーを結ぶワイヤー設置までのサスペンスも見どころ。

空中歩行では、本人はアーティスト気取りだが、そのとおり納得の美しい姿。
このパフォーマンスは現代アート最高の舞台と思えてしまう。

「この挑戦は、ビルに命を吹き込んだ」というセリフに、NY市民は今はなきワールド・トレード・センターへの思いが深くなることだろう。