映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ALWAYS 三丁目の夕日’64 3D」

60年代に使っていた”TOHO(東宝)SCOPE”画面から、
おもちゃの飛行機が夕日町を飛んで、
いつしか東京タワー上空へ、真上から撮らえると、タイトル。
3Dの立体感にゾクゾクする。
あのテーマ曲が流れて、久しぶりに夕日町のひとたちに会うと、
もう懐かしさで、いっぱい!
お盆とお正月に寅さん一家に会えるのと同じ雰囲気。
ここにシリーズ映画の魅力がある。

最後は「お決まり」の夕日の場面。
”未来もずっと、この美しい夕日を見たい”と、
”幸せとは、こんな日常なのだろう”と、
思って、見ている観客も、一緒に幸せな気分になるのだ。

”幸せとは”と説く宅間医師役の三浦友和が、良い役を得た。

今回は「親子」というテーマをストレートに描いて、テンポ良く上手な語り口で、笑わせ、たっぷりと泣かせる。

これがもうシリーズ最終回なんてことは、ないですよね。
茶川家親子バトルは、どうなるの?
結婚後の六ちゃんの幸せも、茶川家の赤ちゃんも、見守りたい!
次回作を今から期待しています。