映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「君の名は。」

アニメ界の”印象派新海誠監督の約3年ぶり最新長編アニメ。
若いふたりの”すれ違い”恋愛もの。だからタイトル名は偉大なる古典「君の名は」から。

監督独自の”光の映像世界”を100%味わうためには、画面真正面から画面全体をくまなく補足できる位置ということで、映画館の座席は”後部・中央座席”と決めてチケットに並んだのだが、なんと後部座席は中央・左右とも満席。やむなく前部・中央座席に。
シネコンのなかで最も座席数が多く(451席ある)、平日の午後上映にもかかわらず、ほぼ満席。すごい人気だ。
主人公ふたりと同じ高校生が大半。
私のような古稀を超えた老人などまったく居ないぞ。
デビュー作「ほしのこえ」に感激し、「秒速5センチメートル」は映画館で2回観たほどの大ファンです。

前作の「言の葉の庭」には失望したが、最新作は、凄い!
作画、ストーリー展開とも新海誠ワールド全開!
大災害の記憶を織り込んだ今日的テーマやメッセージにも新基軸がみられた。
監督の最高作だ。

ストーリー展開は、白紙で観るのが一番なので、あえて何も書きません。
是非この傑作アニメを劇場で!できたら”後部・中央座席”で味わいください。


マイブログ記事より「秒速5センチメートル
http://d.hatena.ne.jp/uramado59/20070616/1182002998