映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「パシフィック・リム」IMAX3D字幕版

小学校のときに満員の映画館で観た本多猪四郎監督の「ゴジラ」(第1作)には興奮した。すぐに学校でも話題の的。ゴジラを倒す秘密兵器”オキシジェン・デストロイヤー”という英語を覚えて自慢したものだ。
中学生のときに観たレイ・ハリーハウゼン製作の「シンバッド七回目の航海」の怪獣たちは、ゴジラのぬいぐるみ(着ぐるみ)の動きと違って、クレイアニメの動きが独特でまた違う面白さだった。

パシフィック・リム」のエンドクレジットには、上記二人の名前が出てくるが、少年時代に怪獣映画に熱狂したファンは多いはず。
ギレルモ・デル・トロ監督もそのひとりだそうだ。
日本びいきで、”ハリーハウゼンは、導師。”だという。この映画に出てくる怪獣たちは、”カイジュー”と日本語読みで使っているほど。
菊地凛子芦田愛菜も溶けこんでいたぞ。

映画の多くが、謎のカイジューと巨大ロボットとの決戦シーンで、これがもの凄い迫力。投げる蹴るの徹底した描写は並大抵の怪獣ファンでも驚愕してしまう。
巨大ロボットのパイロットは、人間がふたりが入り記憶を適合させて動くというのも面白い。

闘いを延々と描いた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と同じ趣向なのだが、アニメの迫力を今回の映画では、実写で3Dで見事に映像化したことに、感心してしまう。

とにかく圧倒されて楽しめて、サマームービーとしてぴったり。
IMAX3D」版が、迫力倍増でオススメ。