映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「イントゥ・ザ・ストーム」

右図の宣伝用チラシから、人間よりストームが主役だとわかる。
「怪物」としているのは、同時期公開の「ゴジラ」を意識してか?

チラシ裏面は、
  「超・体感型ムービー誕生!
  前代未聞の怪物のど真ん中に”イントゥ”せよ!
     ▽
  想像してください。
  超巨大竜巻の”目”の中を。」
こちらの「想像してください」は、テレビ視聴率1位の「花子とアン」の”想像の翼”を意識してか?

この映画は、チラシどおり、まさに圧巻のストームを体感するもの。
掛け値なしの迫力の映像体験だ。

登場人物たちがハンディーカメラやケータイで撮っている映像を流すというのも動画サイトブームならではの今風。
最後のメッセージさえも登場人物はカメラに向かって喋る。

1時間29分という上映時間は大作映画の長さではなく、また、ワイド画面ではなくテレビサイズ画面だったり、3D作品ではないというのも動画サイト時代のディザスター・ムービーにふさわしい。
こうした感覚が新鮮で飽きさせない。
あまり期待していなかったこともあるが、予想以上の面白さで大満足。