映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

再び「レ・ミゼラブル」

どうしても音響の良い映画館でと、2回目の鑑賞。
前回は興奮しっぱなしで鑑賞していたが、2回目は冷静に観れた。
やはり、今回も存分に堪能。何度観ても素晴らしい!

唯一今回の映画化の為の新曲「サドゥンリー」は、前回は少し違和感があったが、今回は素直に聞けた。
コゼットを引き取ったバルジャン(ヒュー・ジャックマン)が、突然(サドゥンリー)家族が増えた喜びを歌ったもので、ストーリー展開からもおかしくない挿入歌だと納得。

前回は、エポニーヌ(サマンサ・バークス)が、雨に濡れながら失恋と孤独を歌う「オン・マイ・オウン」に感動したが、
今回は、アンジョルラス(エディ・レッドメイン)とコゼット(アマンダ・セイフライド)が塀越しに再会し、名乗り、愛を告白するという場面での「心は愛に溢れて」に感動。
思わず「ロミオとジュリエット」 (1968年)でのオリヴィア・ハッセーのバルコニー名場面と重なった。

こう書いていて気づいた。
観るたびに感動する曲目が違ったことに。

最初に観た舞台では、フィナーレを飾った「民衆の歌」。
次の25周年記念コンサート版では、「ワン・デイ・モア」。
 →http://d.hatena.ne.jp/uramado59/20110116/1295170548
2度めの舞台では、「星よ(スターズ)」。
 →http://d.hatena.ne.jp/uramado59/20110427/1303877204
3度めの舞台では、「夢やぶれて」。
映画版では、最初が「オン・マイ・オウン」。
今回が「心は愛に溢れて」、というように毎回違った。

それほど名曲揃いということか、観る者の気分がそうさせるのか。
これなら、何回でも楽しめるということだ。