映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「グリーン・ホーネット 3D」

いつまでも”記憶が消える”ことのない超一級の恋愛映画「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督最新作ということで、気合いをいれて観る。

いつもの映画館では3D上映していなかったので、遠方だが、天井まで迫る大スクリーンとクリアサウンドが売りのULTIRA3-D劇場のワーナー・マイカル・シネマズ港北NTに行く。
画面は大きく、より明るくて、迫力あり。
今回も超軽量クリップオン型3Dメガネを持参で、3Dを楽しんだ。

グリーン・ホーネット」は、1936年にラジオ・ドラマでスタートし、40年には連続活劇として実写化、コミック化もして覆面ヒーローとして人気を博した作品だという。66年のTVシリーズ化は、観ていない。
だから白紙の状態で今回の映画版を観た。

昔のアメコミものの味わいどおり、クスクス笑いつつ、荒唐無稽な活劇を楽しんだ。
頭をからっぽにして観るのが最適。近時続いているアメコミの映画化、今回は原点復帰のテイスト。

キャメロン・ディアスは アメコミらしいキャラ。彼女が出演していなければ日本では公開されなかったのではないか。
イングロリアス・バスターズ」でナチス将校役を演じたクリストフ・ワルツは、悪役でも怖くないところが、おかしい。

同じ監督作「僕らのミライへ逆回転」に近いコメディ作品だが、決して過大に期待して観ないことが、この映画を楽しむ秘訣。


 映画館のゴールドクラス限定ラウンジは、誰もいない。私のひとり占めだった。
コーヒーを飲みながら休憩していたところ、上映開始時間に近づいたら案内嬢が私ひとりのために座席入口まで案内してくれた。
この限定ラウンジ利用と大画面・超立体音響・テーブル付きのゴールドクラス座席・しかもドリンク付きでの、ぜいたくな3D映画鑑賞。
これで1800円(シニア料金)でした。満足、満足。