ネイチヤー・ドキユメンタリーに定評があるイギリス「BBC EARTHフィルムズ」製作。
一頭の恐竜の壮大な旅と成長を描いたアドベンチャー・ドラマ。
映画は”ドラマ”仕立てとなっていて、恐竜や鳥たちが喋り出し、冒険が始まる。
同種のアニメ映画と違うのは、大自然の実写映像と恐竜のCG映像を合成させた美しい驚異の映像だ。
３Ｄ効果も抜群で、体感映画が大好きな私にはピッタリ。
だが、ファミリー向けに徹して作られていていて、せっかくの映像美も、ドラマも、ナレーションが多すぎて、興ざめ。
同じ映像を、セリフもナレーションもない世界で観たかった。
素晴らしい素材だけに、実に惜しい。残念としか言いようがない作品。
