映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

凄い!「ゼロ・グラビティ」IMAX3D字幕版

先日NHKテレビで、国際宇宙ステーションから若田飛行士が超高感度4Kカメラで地球の姿を撮影した生中継を見て、日本の夜景や日の出に息を呑んだ。
もはや身近になった宇宙体験だが、この映画も、凄い。
見事な宇宙映像、明快な展開。

船外作業から始まり、宇宙ごみの襲来、漂流、酸素不足の恐怖、無重力船内火災、必死の脱出・・
観客は、まさに「宙吊り状態」のまま90分を宇宙「体感」する映画である。
そして、ライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)の恐怖ばかりか孤独をも共有できる。
2001年宇宙の旅」、「アバター」のような映像体感映画の醍醐味がたっぷりと。

だから、この映画は、映画館で3Dでの鑑賞がおススメ。
3Dファンの私は、IMAX3Dで鑑賞したが、正解。
空気のない宇宙空間は無音だが、息遣いや通信音など、IMAX劇場ならではの音響がドラマをさらに緊迫したものにしていた。

来月また映画館へ観に行って、もう一度、宇宙漂流を体感するのが楽しみだ。