映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ジャージー・ボーイズ」

大ヒットした同名のブロードウェイ・ミュージカルを、クリント・イーストウッド監督が、楽しそうに映画化している。
お若いですね。

1960年代のポップスグループ”ザ・フォー・シーズンズ”。
非行少年たちのサクセス・ストーリーなのだが、そこには、決別・栄光・没落・再起、そして再会と、ドラマもみごたえあり。

主役のフランキー役など3人は舞台と同じ出演者だという。
歌も本人顔負けのうまさに驚く。
監督は舞台出演者たちの意見を尊重しながら役作りしたというだけあって、見事なものだ。

フィナーレは舞台そのままなのだろう。全員総出演で歌い踊る。
クリストファー・ウォーケンも楽しそう。
本格ドラマであるとともに、素晴らしいミュージカル舞台を再現してみせる。