映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

ミュージカル舞台「ラブ・ネバー・ダイ」

アンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛ける「オペラ座の怪人」の続編。
ファントム失踪から10年後の世界を描く。

これまで日本での公演がなく、やむなくメルボルン版舞台のDVDで楽しんできたが、待ちに待ったホリプロによる日本初演

日生劇場で、本日の昼公演を観てきた。
満席。キャンセル待ちのひとまでいた。

ダブルキャスだが、濱田めぐみファンなので、まず第1に彼女が出演する本日の公演を選ぶ。

<本日のキャスト>
ファントム: 市村正親
クリスティーヌ: 濱田めぐみ
ラウル: 田代万里生
メグ・ジリー: 彩吹真央
マダム・ジリー: 鳳蘭

感動的なストーリー、美しい音楽、場面転換ごとに変化する舞台装置、豪華な衣装と、素晴らしい舞台に圧倒された。凄い。

濱田めぐみが歌う、「愛は死なず(ラブ・ネバー・ダイ)」は圧倒的歌唱力。背景の孔雀模様にも映える美しさ。
劇団四季時代の当り役「ウイキッド」のエルファバ(悪い魔女)に劣らぬ熱唱だった。
彩吹真央が歌う「水着の美女」も楽しい。
鳳蘭が堂々とした存在感。メルボルン版舞台の役者とそっくりでした。
歌唱力が問われる作品だけに、本日の実力派キャスト陣で、大満足。

カーテンコールでは、メルボルン版舞台のDVDと同様に(観客の皆さんDVD観てますね!)手拍子で盛り上げ、最後はスタンディングで拍手が鳴りやまず。

傑作ミュージカル舞台が、日本でまたひとつ誕生した。