映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「レ・ミゼラブル」25周年記念コンサートinロンドン

ロンドンで2010年10月に行われたミュージカル 「レ・ミゼラブル」の25周年記念コンサートは、イギリス及びヨーロッパの200の映画館で衛星生中継された。
これで当日約7万人もの人々がこの記念公演に参加し、
もうすでに伝説化したというライブシネマイベント。

その再上映があるというので、ワーナーマイカルシネマの映画館に観に行ってきた。

感動した。
ミュージカルのパワーに圧倒され、打ちのめされた。

ミュージカル舞台「レ・ミゼラブル」は、帝劇で観ているが
歌唱力が今一つで感動しなかった。
私のなかでは、これまで「オペラ座の怪人」「キャッツ」「エビータ」「ライオンキング」「ウイキッド」には、足元にも及ばない作品と思っていたが、まったくの誤りであったことに気づかされた。

今回上映版には、歌詞に日本語訳がついたのでその歌詞の見事さを十分堪能できたし、なにより圧倒的歌唱力に脱帽だ。
これが現在なお満席としているロンドン舞台だと、納得。

カーテンコールがまた感動的なのだ。
初代キャストとの共演、クリエイタースタッフの登場で、先人達への深い感謝をあらわし、時代を担うスクール生徒が登場して今後もずっと公演するという姿勢に、連綿と受け継がれていく本場ミュージカルの世界に感心してしまう。

舞台公演は、今年4月に帝劇開場100周年記念公演となるが、今回は期待しよう。