映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ガフールの伝説 3D」

  "風を感じるリアル3D
   伝説の勇者になるために選ばれた、 若きフクロウたちの冒険を、
雄大で壮美な3D映像で描く ファンタジーアドベンチヤー超大作”

またしても3D映画である。
先日の「Xpan-D」方式メガネに懲りて、お口直しに、いつもの映画館に3Dメガネを持参して観た。

上記のキャッチコピーどおりの、驚異の3D映像だ。
なによりフクロウ世界だけに、飛翔シーンがすばらしい。
深い森や巨木の自然描写は、「アバター」に匹敵するほど。
美しい! 3D映像が、ここまで進化したのかと驚く。
フクロウたちの姿も毛並みまでリアルで、登場するフクロウの顔の違いも判別できて、自然と感情移入していく。

監督は、「300〈スリーハンドレッド〉」「ウオッメン」のザック・スナイダー
なじみのないフクロウというキャラで、人間はひとりも出てこない現実世界と異なるがリアルで狙い通りのファンタジー世界を創り上げた。
物語の核であるヒーロー伝説も単純なものではないところに監督の意欲が垣間みえる。

映画館は空いていた。
あまり期待もしないで観に行ったが、これは大きな拾い物だった。