映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「アバター 3D字幕版」


”観るのではない。そこにいるのだ。”

という新聞広告のキャッチコピーどおり、映画で描かれた未知なる星パンドラの世界、まさにそこにいるような、

「すごい!」の一言。


深く鬱蒼とした原生林、自然発光の植物群、森に棲息する獰猛な怪獣たち、空高く舞う翼竜、次から次に登場する未体験映像が最新3D映像で臨場感たっぷりと眼前に展開する。
”映像革命”という名にふさわしい興奮を味わった。

 

パンドラの先住民女王と侵略者側の青年との恋といえば、「ポカホンタス」のお話。
テレンス・マリック監督の傑作「ニュー・ワールド」は、実際の自然を人間の呼吸のような映像で描いた叙事詩で、貴重な自然と人間の侵略との対比を浮かび上がらせていたが、この「アバター」でジェームズ・キャメロン監督が描くのは、未知なる自然世界。
あくまでリアルな究極の独創の世界観にこだわったことで、いっそう自然界の脅威とともに、自然を守る姿が鮮明に焼きつく。

 

主人公のジェイクが、本人とアバターに入れ変わるうちに、どちらが本当の自分か分からなくなってくる場面や先住民側に味方する決断の場面などが、しっかり描かれているので、絵空事ではない現実味がある。

 

ところで、3D映画に必需品の3Dメガネが、”重い”、”わずらわしい”といった声がある。私が観たワーナー・マイカル劇場では、なんと超軽量でワンタッチで自分のメガネにピタリと装着できる”クリップオン型”が登場。
さっそく300円で購入したが、これが装着していることをまったく感じさせない逸品。

一度購入すれば何度も使えて、おススメ。こちらは”3Dメガネ革命”。