映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「アリス・イン・ワンダーランド 3D」


今回も、超軽量の”クリップオン型・3Dメガネ”
を持参しての鑑賞。

このメガネは装着していることをまったく感じさせないので、たっぷりと3D映像を楽しんだ。

 

”アリス”といえば、もちろんディズニーアニメ
ふしぎの国のアリス」を思い出す。
キャラクターでは、懐中時計を持った白ウサギとトランプの兵隊が好きだった。
イギリスの上流社会と田園風景の美しい場面から、アリスが穴に落ちると一気にワンダーランドの世界に迷いこむ展開もお気にいり。

 

今回のティム・バートン監督版は、同じディズニー配給映画だから、アニメ版の世界を大幅に超越することなく作られていた。
これが、ディズニー配給でなければ、もっと破天荒なものになったのではないかと、逆にちょっと残念な気もする。

 

だが、登場するキャラクターたちは、ジョニー・デップ演じる帽子屋も、ヘレナ・ボナム・カーター演じる赤の女王も、ぴたりはまっていて素晴らしい出来でアリスの世界を盛りたてていた。
アニメ版で大活躍だったトランプの兵隊は、今回期待はずれ。

 

こうしたワンダーランドの世界の表現には、3D映像化がいいと実証してみせた。

3Dブームらしい。しばらくは3Dから眼が離せない。