映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ベイマックス」

いつも行く映画館では3D版の上映をしていないので、やむなく2D日本語吹替版で鑑賞。

ディズニー新作は、お姫さま「アナ雪」から一転、ロボット好きな男の子向けに。
亡き兄が作ったケア・ロボットが弟を守るというストーリーで、予告編を観てハートウオーミングものと思っていたら、後半は戦闘ロボ+ゴレンジャーが悪に立ち向かうアクション・ヒーローものへと予想外の展開で、面白さ倍増。

日本テイストのなかでは、悪役の歌舞伎の隈取りマスクが、かっこいい。
歌舞伎の舞台であれば、中村獅童の役どころだろう。

なによりベイマックスの質感が、素晴らしい。
ポスター(右写真)のように”抱きしめてほしい”と思ったほど。
鈴を模したという直線の単純な眼なのに、表現が生き生きとしている。
アニメならではの世界がここにあり。

ベイマックスのようなケア・ロボット、私にも欲しい!
将来の介護を、任せたい。