映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

映画のタイトル


前回のブログでコメントを頂戴した真紅さんではないが、
私も最近の洋画における「邦題」をもっと大切にしてもらいたいという意見に賛成だ。


私のブログでも、「イントゥ・ザ・ワイルド」は、原作邦題と同じ「荒野へ」のほうが良いとか、「僕らの未来へ逆回転」という邦題をめぐる話、文楽・歌舞伎の外題(タイトル)の素晴らしさなど、話題にしてきた。

映画ファンはタイトルにもこだわるが当然。

 

「仕事道楽」を読んでいて発見したのが、宮粼駿監督の映画題名へのこだわり。

                                   このタイトルにはビックリした↑
なんと 宮粼駿監督長編アニメーション映画作品のタイトル

すべてに「の」がついているのだ。
ルパン三世 カリオストロの城
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
となりのトトロ
魔女の宅急便
紅の豚
もののけ姫
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
崖の上のポニョ

 

「の」がつく映画題名は意外と少ない。

そんななかですべてに「の」をつけているのは、いったい何故なのだろうか。

そういえば、監督が最も影響を受けたというアニメ映画の邦題も、「の」がついた
「やぶにらみの暴君」だった。