ドキュメンタリー映画だが、実際のミュージカル舞台「コーラスライン」を観るのと同じ内容&同じ感動を味わうことができるという、稀有で優れた映画である。 ブロードウェイ・ミュージカルの傑作のひとつである 今回の舞台「コーラスライン」のオーディションには3,000人が応募、最終的に選ばれるのは19名だけという難関に挑戦する若者たちの姿を映画は追っていくが、舞台そのままに、歌い、踊る。 進行は舞台の内容と同じだからドキュメンタリー映画でありながら、いつのまにかミュージカル舞台を観ているような錯覚に陥る。 冷静になれば、これはフィクションではなく、まぎれもない事実なのだから、若者たちの姿は、いっそう感動を呼ぶ。 最後に選ばれた19人の晴舞台であるコーラスラインを踊る姿に感動しない人はいないであろう。
「コーラスライン」は、ミュージカル舞台のオーディション
に集まった若者たちの挑戦を描いた作品。
1985年にマイケル・ダグラス主演で映画化され、私は
この映画を2度観たほど、好きな作品。