歌舞伎を観たことがないという友人を歌舞伎座に案内した。
夕方6時に歌舞伎座近くの蕎麦屋「宮城野」で待ち合わせ、お酒少々飲みながら蕎麦を食べて、時間を待つ。
今回は、通し狂言「義経千本桜」の大詰(最後の出し物)「川連法眼館」の一幕だけを観ようと、切符発売開始の15分前の18:45から並んだ。並んでいる人は20人ほど。
一幕見席は、当日自由席で、椅子席90席(座れなければ立ち見となる)。
19時になると発売開始。
入場料900円を払って、いざ4階へ。
劇場部分の最後尾に2列イスが並んでいる席で,まさに天井桟敷。
右側2列目の席に着く。劇場全体を見下ろす。いい雰囲気だ。
初めての人にはイヤホンガイドが必須。400円。
舞台の進行に合わせてタイミングよく解説してくれる。
この舞台、私は先週1階桟敷席(こちらは17,000円)で観たが幕見席は、仕掛けが良くわかる位置にあり違った趣向で楽しめた。
今回3階席両端からかかる「大向こう」と呼ばれる人の掛け声は3名ほど。
いつもより少ないので、私も幕見席から意を決して掛け声をかけた。
僧兵退治の見得をきる場面で、菊五郎に、「音羽屋!」
幸四郎の登場場面で、「高麗屋!」
いや〜気持ちよかったな〜
上演時間1時間半たっぷり楽しんで、900円。映画より安い!