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予告編を観ると「デジャブ=既視感」の謎を描く「サスペンス巨編」という印象であったが、実際はミステリーも、SFも、アクションも、たっぷり含んでいて、いかにもハリウッド娯楽作らしい映画であった。
未見のひとにはネタバレ注意で詳しく書けないが、「デジャブ」というタイトルにこだわらずに、この映画は先入観なしに観た方がいい。
荒唐無稽なお話である。
でも次の展開が読めないので、”え!”と驚きながら2時間が過ぎて、ラストにはタイトルが納得のセリフが楽しめる。
監督は「トップガン」(86年)のトニー・スコット。
アカデミー作品賞をとった「グラディエーター」(2000年)を作った巨匠リドリー・スコット監督の弟である。
兄弟そろってハリウッドきっての稼ぐ監督だ。