”余命6ヶ月--- 人生のハウツウ物のような邦題だが、 大富豪エドワードは、 この余命6ヶ月のふたりを、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが演じ、 先日入院経験をしたばかりだったので、入院場面など生々しく、最後は感動もひとしお。 監督はロブ・ライナー。 いたって単純にみえるストーリーだが、どっこい家族、友人、死・・・と、
ふたりの輝かしい人生は、そこから始まった。”
原題は「The Bucket List(棺おけリスト)」。
棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出したリスト。
「スカイダイビングをする」や
「世界一の美女にキスをする」。
自動車整備工カーターは、
「見ず知らずの人に親切にする」
「荘厳な景色を見る」等々。
これをひとつずつ実行していくというストーリー。
まさに名優の味わい。これだけでも見もの。
出世作「スタンド・バイ・ミー」(1986)の冒頭シーンは、大人になったリチャード・ドレイファスが登場し、彼の少年時代の想いでを語るところから始まっていた。
この映画でも、カーターがエドワードとの交友した過去を語るところから始まる。
だが、この冒頭シーンが最後の最後に我々にサプライズを用意していた!
それが感動に繋がるという巧みな演出に、正直マイッタ。
さまざまな思いがいっぱい詰まっていた。