今年の正月映画興行は、過去10年間で最低のようだ。
どうしても観たい!という作品がない。
それでも、全米では興行成績第1位という
「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を観た。
新鮮味はないが、さすがディズニー作品だけあって、ファミリー向けで、そつなく作られている。
最後の黄金洞窟でのバランス・アクションなんかは、ディズニーランドの新作アトラクションにぴったり。
ニコラス・ケイジは、過去の「ザ・ロック」や「フェイス/オフ」など一味あるヒーローと違って、今回は単純明快な娯楽版向けアクション・ヒーローに徹している。
また、ジョン・ボイト、ヘレン・ミレン、ハーヴェイ・カイテルという豪華脇役陣にも注目を。
いまだに正月気分で、2時間それなりに楽しめた。