国立劇場開場50周年記念2月文楽公演は、近松門左衛門名作集。
「曾根崎心中」と「冥途の飛脚」は何度か鑑賞してきたので、今回は第一部「平家女護島(へいけにょごのしま)」を鑑賞。
「平家物語」や能「俊寛」などでも取り上げられてきた近松晩年の時代物。
”鬼界が島に鬼はなく、
鬼は都にありけるぞや”
前から2列目中央という席だったので、人形ぶりを真近で凝視できた。
この席では左右にある字幕ボードは見えないので、太夫の語りだけを真剣に聴くこともできた。
年齢を重ねたからこそ味わえる文楽の神髄を楽しみました。
国立劇場の庭には、大宰府天満宮から寄贈された梅が満開でした。
飛梅に香もらひて芝居見ゆ