映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「インターステラー」

ダークナイト」や「インセプション」で魅せた驚異の映像作家クリストファー・ノーラン監督の見応えある本格SF映画だ。

食糧難と環境変化によって絶滅の危機に瀕した人類を救うため、愛する家族を地球に残して未開拓の恒星間(インターステラー)に旅立つ物語。

ワームホールをはじめ宇宙空間の映像には圧倒された。
何次元かでの父と子の通信場面は、ノーラン監督の独壇場で、感動的。
従来のイメージとは違う機能的なロボットにも親近感を感じた。
3D作品ではないのに、IMAXカメラで撮影するというリアルで細部へのこだわりは健在。

本格SF映画なのだが、テーマは父と子。
ドラマが丁寧に描かれていて2時間49分たっぷり楽しめた。