映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」

先月に白内障で眼の手術をしてから、しばらく映画館から遠ざかっていたが、行ってきました。

原作の三浦しをんは、「まほろ駅前」以来、
監督の矢口史靖は、「ひみつの花園」(97)以来、
ふたりのファンであるので、この映画を真っ先に観たかった。

原作の「神去なあなあ日常」を、映画タイトルでは「WOOD JOB!」としたところから、もう矢口ワールド。
携帯も繋がらない、コンビニも無い、山奥の村で林業に従事することになった一人の若者(染谷将太)の成長を描くコメディーで、期待どおりの面白さ。

長澤まさみ伊藤英明をはじめとする多くの神去村の住民たちを演じる豪華脇役陣にも注目だ。それぞれがピタリとハマっている。

低予算で苦労して製作した「ひみつの花園」とは違って、予算も十分らしく林業の世界を丁寧に撮っているからこそドラマに厚みが出た。

エンドロール終了後も上質な笑いが・・