風邪がやっと直ったので、久しぶりに映画館へ。
こんなときは楽しめる映画を選んだが、期待どおり面白かった。
映画が始まると、IMFのメンバーが女殺し屋に殺害されプロファイルが奪われ、イーサンの刑務所脱獄と、いったいどういう展開なの?
と思わせる上々のすべり出し。
お約束の音楽と共に導火線に火がついて、もうファンだったTVシリーズ「スパイ大作戦」の世界だ。
シリーズお約束のハイテク道具も満載で、廊下の奥の映像を映すハイテク・スクリーンには笑った。
ホテルで二つの階を使ったフェイク場所の設定など、きちんとTVシリーズ壺を押さえているのが、嬉しい。
「ミレニアム」3部作でファンとなったミカエル・ニカヴィストが悪役を演じていたが、こうした渋い配役にもソツがない。
監督が、アニメ「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バードが初の実写監督ということだが、これは成功だろう。
テンポよく、アクションとスリルのバランスがよい。
さんざん映画館の予告編で見せられた超高層ビルのシーンも予告編以上の臨場感があったし、話の展開が読めない内容のものであった。
予告編とはかくあるべし。