映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

風邪がやっと直ったので、久しぶりに映画館へ。
こんなときは楽しめる映画を選んだが、期待どおり面白かった。

映画が始まると、IMFのメンバーが女殺し屋に殺害されプロファイルが奪われ、イーサンの刑務所脱獄と、いったいどういう展開なの?
と思わせる上々のすべり出し。

お約束の音楽と共に導火線に火がついて、もうファンだったTVシリーズスパイ大作戦」の世界だ。
シリーズお約束のハイテク道具も満載で、廊下の奥の映像を映すハイテク・スクリーンには笑った。
ホテルで二つの階を使ったフェイク場所の設定など、きちんとTVシリーズ壺を押さえているのが、嬉しい。

「ミレニアム」3部作でファンとなったミカエル・ニカヴィストが悪役を演じていたが、こうした渋い配役にもソツがない。

監督が、アニメ「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バードが初の実写監督ということだが、これは成功だろう。
テンポよく、アクションとスリルのバランスがよい。

さんざん映画館の予告編で見せられた超高層ビルのシーンも予告編以上の臨場感があったし、話の展開が読めない内容のものであった。
予告編とはかくあるべし。