映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「X-MEN:フューチャー&パスト」

今年のトニー賞授賞式生中継をWOWOWで観て、そのオープニングに驚いた。
司会のヒュー・ジャックマンが、”ピョンピョン”ダンスしながら、会場外から中に入り、ステージへ上がり、さらに楽屋裏へと・・。ずっと飛び跳ね続けるのだ。
ミュージカル作品のアンソロジー映画「ザッツ・エンターテインメント!」でも紹介されたボビー・バンを真似ての演出だ。
ヒューの体力は尋常じゃないぞ。
これも「X-MEN」シリーズで培ったものなのか。

シリーズ7作目となる本作は、ヒュー・ジャックマンをはじめ、マイケル・ファスベンダージェニファー・ローレンスハル・ベリーなどオールスターが個性を十分に発揮しながらの集結。

プロフェッサーXと宿敵マグニートーの共闘、過去と未来で複雑に絡み合うストーリーと壮絶なアクションがみどころ。
スピンオフ作品の「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」と「ウルヴァリン: SAMURAI」は未見だが、シリーズのなかでは一番面白かった。

話はトニー賞授賞式に戻る。
ヒュー・ジャックマンが今秋ブロードウエイ・ミュージカルの舞台に立つという。
私は若き時代のミュージカル舞台「オクラホマ!」をVTRで、映画「レ・ミゼラブル」しか彼のミュージカルの実力を知らなかったのだが、トニー賞授賞式での歌の数々、”ピョンピョン”ダンスを観る限り現在なおミュージカル・スターとして ”本物”と確信した。
今秋の舞台を観たい!